日記の書き方は目的で変える!効果やおすすめなど20年の秘訣を伝授

わたしの時間
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「日記を始めたい気持ちはあるのに、続かない」「書き方に自信がない」—そんなお悩みを抱えたあなたに、ぴったりのヒントをお届けします。

私は10代の頃に友達のマネから日記を始めました。

最初は何を書けばいいのかわからず、ほぼ真っ白なノートのまま1年が終わってしまったことは1度や2度ではありません。

けれどそれから20年以上、変化しながら続けることで日記には書き方次第で得られる効果や、無理なく続けるコツがあると気づきました。

<この記事でわかること>
・日記に「出来ごと」や「気分」など何を書くかテーマを絞る
・日記をつけると大きく3つの効果がある
・続ける!変わる!目的別おすすめ日記帳7選
・3つのコツで日記が続く

この記事では、私が20年かけてたどり着いた日記の書き方とその効果、習慣化するためのおすすめの方法をお伝えします。

あなたも今日から肩の力を抜いて、日記を楽しんでみませんか?

【日記の書き方】自由にカスタマイズ!5つのテーマで習慣化

日記の書き方は人それぞれ、正解がないですが「何を書くか」テーマを決めると継続力に繋がります。

私は10代の頃から20年以上に渡り、形を変えながらゆるく続けてきました。

自由になんでも書いていいのが日記ですが、決まってないからこそ迷うこともありますよね。

そこで目的のタイプに合わせて5つのテーマを提案します。

もちろんあなた流に追加したりアレンジしたり、自由にカスタマイズしてください。

こんなタイプにおすすめテーマ(書くこと)効果
何を書けばいいかわからない
まず習慣化したい
今日の出来ごと思考の整理
記録の基礎
ストレス発散したい
感情と向き合いたい
今の気分・感情心のモヤモヤ整理
ジャーナリング要素を一番シンプルに取り入れられる
自己成長を実感したい
ポジティブに振り返りたい
気づき・学んだこと小さな成長の見える化
学びの定着
自己肯定感を上げたい
頑張りを認めたい
きたこと・嬉しかったこと自己肯定感アップ
ポジティブ思考
先延ばししがち
目標を持ちたい
未来(明日)の自分に一言明日への小さなモチベーションが高まる

書くことを決めておくと迷いにくくなり、日常の中でもそこに注目するようになりますよ。

私は日記を始めた当初、大学ノートにその日の朝からあったことを羅列して書いていきました。

「7時起床」とか「1限は⚪︎⚪︎の授業」とか書いてたの?

はい「自分を見つめられるよ」と日記をすすめてくれた友人に見せたら「うーん、なんか違う?笑」と言われました。

私が最初に始めた日記は「記録」としての日記で、友人がやっていた日記は「気持ちの整理」をする日記と少し目的が違ったみたいですね。

それから、現在にいたるまで色々なスタイルの日記を書いてきました。

私が試した日記スタイル>

・1日あったことの羅列…記録、すぐに飽きてきて失敗
・業務日誌…仕事の一環なので業務内容のみ
・育児日記と感情を書く日記の併用…成長記録や振り返りで役立つ
・コロナ禍で会った人や家族の体調や変化を書く…感染を恐れてひたすら記録
・出来ごとや感情のみを書く一言日記…マンスリー手帳を日記代わりにする、一番長く継続
・①やったこと②家族の様子③感情と書くことを決めて書く…現在実施中!

私の過去を振り返っても簡単に」書けることや「テーマがあるもの」が比較的持続しやすいと感じています。

忙しいと毎日書けないこともありますが、何を書くかテーマを絞った日記は2〜3日分が思い出しやすくなります。

日記を書くと何かいいことある?

次は日記の効果についてお話ししますね!

【日記の効果】心を整え自信を育てスキルUPの3本柱

日記には「思考と感情」を整理して心を整え「自己成長と自信」を育て「記憶力や表現力」を高める3つの効果があります。

私の友人が「おばあちゃんになって日記を読み返したい」と話していて「おもしろそう」と思ったのが日記を始めるきっかけです。

しかし、日記を続けるうちに自分の気持ちを深掘りしたり、考え方が前向きになってきたと感じるようになりました。

<日記の効果>
思考と感情を整える
自己成長と自信が育つ
記憶力と表現力が高まる

それぞれ効果の内容を紹介していきます。

効果①思考と感情を整える

日記を書くとまず感じるのは頭の考えや心のモヤモヤが整理され、感情が落ち着くことが挙げられます。

言葉にすることで客観的に自分を見つめ直せるので、悩みや不安が整理されストレス解消につながるのです。

私自身も子育てや忙しい日々の中で、モヤモヤした気持ちをノートに書くだけで気持ちがラクになりました。

1行でも気持ちを書き出すだけで心の負担が減るのを実感しています。

思考と感情を整えるには、まずは「正直に書く」ことから始めてみてください。

効果②自己成長と自信が育つ

日記を続けると小さな変化にも気が付くようになり、自分に自信が持てるようになります。

毎日の出来ごとや学び、できたことを書き留めることで「ちゃんと前に進んでいる」と変化を目で見て感じられるのです。

私は日記を通して、子どもの成長や自分の考えの変化を見つめることで「日々少しずつ育っている、変わってきた」と実感できました。

気持ちが前向きになったので「続けてよかった」と思っています。

自己成長や自信を育てたいなら、些細なことでもできたことを1つ書き残す習慣を作りましょう。

自分をほめるのってなんだか恥ずかしいな。

「朝ご飯食べた!」とか「おかえりって笑顔で言えた」とか何でもいいんですよ!

効果③記憶力と表現力が高まる

日記を日々書くことで記憶力を鍛え、言葉で表現する力を伸ばす効果があります。

感じていることを言葉に書き記すことで言語化や客観視、構成力が鍛えられるので自然と表現力が身に付きます。

「この気持ちはこの表現がしっくりくるな」と感じることが増える感じです。

「短くわかりやすい文章」を書く力がつきそうね。

そして思い返して書く習慣が、忘れがちな日々をしっかり記憶に残してくれます。

【日記おすすめ7選】続けやすさや目的別で見つける

日記帳は続けやすさや何を書くか目的や用途、書き心地の良さなどの視点で探すとお気に入りが見つけやすくなります。

日記を書くと決めてまず準備したいのは日記帳です。

私も形から入りたいタイプだから気になる!

日記帳の選び方を大きく3つに分けて紹介していきます。

<日記の選ぶポイント>

・書く量や思いついた時に書ける「続けやすさ」
・育児、ダイエット、ポジティブなど「目的・用途に合わせる」
・書き心地やお気に入りで気分を上げる「機能性・デザイン性」

紙媒体の日記帳に加えて日記アプリも紹介しています。

あなたにピッタリの日記が見つかりますよ!

続けやすさで選ぶならこの2つ

日記は書く量やタイミングの自由度が高いものを選ぶと、続けやすく挫折しにくくなります。

最初から完璧に書こうとすると負担になってしまい、続かなくなってしまいます。

気楽に書ける形式や、アプリでリマインダーを設定できる仕組みが習慣化を助けます。

BREATH DIARY(いろは出版)

参考価格 1210円(楽天市場2025年7月調査時)

日付のない366ページのコンパクトな手のひらサイズの日記帳。

日付がないので思いついた時に書ける点と約10cm四方の小さめの手帳なので一言でも「書いた感」が出るのがウレシイ♪

日記のハードルがグッと下がります!

何を書くか迷った時は巻末に「日記のヒント」が役立ちます。

方眼ノートなのでイラストや文字の大きさなど自由度が高いです。

シンプル日記(iPhone・Androidアプリ)

無料・プレミアムサービスは買い切りの1980円(Android2025年7月調査時)

リマインダー付きだから書き忘れ防止にも役立ちます。

操作が簡単で直感的に書けて、写真が貼れるのでアルバム感覚で日記がつけられます。

1度の買い切りのプレミアムプランになると広告がなくなり、無料版だと1回しか選べないテーマカラーの選択が自由になります。

私は無料版でも十分活用できると感じました。

目的や用途で選ぶおすすめ3つ

目的に合わせて日記帳を選ぶと書き続けるモチベーションが自然に高まります。

育児、ポジティブ思考、長期の振り返りなど、用途に合わせて日記帳を選ぶということです。

自分が「何を残したいのか」が明確だと、書く内容に迷いにくく日記の意味がはっきりしますよね。

しあわせ手帳(ミドリ)

参考価格 880円(楽天ブックス2025年7月調査時)

幸せに感じたことを書きとめるというコンセプトの日記帳。

中は日付のないタイプのシンプルな日記帳ですが、楽しかったことや感動したことなどポジティブな気持ちを書く日記帳です。

日付がないので書きたい時に書けるのが気楽でいいね!

ついネガティブになってしまいがちな日も、この日記で振り返ったり見方を変えたりできてマインドの変化が楽しめます。

デイリオ日記(iPhone・Androidアプリ)

通常使用は無料。

プレミアムコース参考価格 買い切りで6990円(2025年7月調査時)

プレミアムコース価格はプラットフォームや時期により変動あり、月額や年額、買い切りなど複数のプランあり。

その日の気分のアイコンを選ぶだけでも日記として成立するので続けやすいのが特徴です。

カスタマイズ性も高く、目的や目標が設定できます。

日記のつけ忘れを防ぐリマインダーはもちろん、一覧やグラフ化して見返せるので変化を感じやすいのも魅力です。

day-freeオリジナル手帳(ほぼ日)

参考価格 A6サイズ 2200円・A5サイズ3300円(楽天市場2025年7月調査時)

自由度が高く、SNSや公式サイトでも活用例が多数紹介されているので「マネしたい!」と感じさせてくれる「ほぼ日手帳」。

day-freeタイプは月間と方眼ノートで構成されているので日付に縛られることなく好きな量が書ける気軽さが魅力です。

旅行のスクラップブックのように使ってみたいな!

私は子供達の育児日記として、そのまま書くのはもちろん1ページを兄弟分に区切ってメモしたりイラストを書いたりしました。

書きやすさやデザインという性能で選ぶ2つ

日記を続けるには、書いていて気持ちが良い「快適さ」も大事です。

書いた裏側がボコボコしていたり、インクがにじんでいたりすると書きにくいし読み返しづらいですよね。

他にも、連用日記のように厚みがあるものは、製本の綴じ方でフラットに開けるかどうかが快適性を大きく左右します。

表紙のデザイン、紙質や色もお気に入りの日記帳を選べると「日記を書く」のが楽しくなります。

MDノート・ブロック方眼罫A5 (ミドリ)

参考価格 1115円(楽天市場2025年7月調査時)

シンプルに全振りしたかのようなクリームがかった白い表紙が目をひく日記帳。

自社開発されたMDノートは、裏抜けしにくく滑らかでペンがすべるように走るのが特長です。

MDノートのタイプは無地、罫線や方眼などが自由度が高いものばかり。

私が日記として使いやすいとおすすめするのはブロック方眼罫です。

方眼用紙を4つに区切られているので日記初心者さんは区切られた範囲で書けばOKですし、TODOリストや絵を書くなど自由自在!

私の人生最初の手帳はミドリのおじさんシリーズで数年リピートしていました。

書きやすい紙質でミドリの手帳には信頼があります♪

連用ダイアリー・5年日記(高橋書店)

参考価格 2200円(楽天ブックス2025年7月調査時)

高橋書店の5年日記は、シンプルでクセがないのが特徴。

5年日記の紙は程よい厚さで裏抜けしにくく、180°に開く製本で書きやすいです。

サイズも様々なので、あなたの使いやすいサイズを選んでください。

私は持ち運びしないので程よい大きさの卓上タイプ(A5判サイズ)を使用中で、2年目になります。

装丁がしっかりした革調ビニールで破れやヘタレも2年目で全くありません。

長期利用者の定評(口コミ)も高いです。

高橋の手帳も種類が多い!ピッタリの1冊が見つかりそう♪

日記は長く付き合う相棒です。

紙質の良さやフラットに開く綴じ方など、細かな「書きやすさ」を妥協しないことで、書く時間そのものが心地よくなり、習慣化につながります。

日記を続けるコツは目的とルールと習慣化がカギ

日記を続けるには「書く目的を決める」「ルールをひとつだけ決める」「書く時間や環境を固定する」という3つのコツがあります。

私も最初は何を書くか目的を決めていなかったので「今日は書くことないな」とそのまま何日も日記を書かなくなることが多々ありました。

そして、ルーティン化する前は日記を手に取る時間がうまく確保できず3日坊主になることも。

そんな私の体験も交えて続ける工夫を紹介します。

<コツ>
目的を決めておく
・ルールをひとつだけ決めておく
・書く時間や環境を決める

この3つのコツを試しはじめて、私は日記が楽しく続けられるようになりました。

コツ①目的を決めておく

日記を始めたはいいけど何を書いたらいいのかわからない…

最初に「何のために書くのか」という目的を明確にして日記を始めると継続しやすくなります。

目的があいまいだと「今日は何を書こう?」と内容に迷ってしまいがちです。

「感情を整理したい」「子どもの成長を記録したい」「振り返って自分を褒めたい」など、目的がはっきりしていると自然と内容が決まります。

思えば日記を始めた頃は「日記を始める」ことが動機で目的を持たなかったため、1日の行動を全て書き記していたんだと思います。

今は「自分の気持ちを整理する」ことを一番の目的にして書き続けています。

「仕事の記録を残す」「嬉しかったことだけ書く」など、1つテーマを決めておきましょう。

もちろんあなたの日記なのでテーマ以外のことを書いてもOK!

続けていくと自然と書くテーマが変わっていくこともありそうですが、そこもあなたの変化として新たな発見につながります。

コツ②ルールをひとつだけ決めておく

日記を続けたいなら、完璧を目指さず自分の中で「1つだけ守るルール」を決めておくのはおすすめです。

「毎日ちゃんと書こう」と思うと時間がない日や疲れた日には、ハードルが高くなってしまいます。

「今日も書けなかった」「眠いけど日記書いてない…」と自分を責めてしまっては本末転倒です。

そこで、続けるためのマイルールを決めて日記に向き合うようにしましょう。

<ルールの例>
・今の気持ちを最低一言だけ書けばOK
・今日やったことを一つ書く

・寝るまでに書けなかったらもう今日(前日)の日記は書かなくていい

ルールは縛るものではなく「これだったら書ける」というきっかけや心の負担を軽くする目的で決めます。

タイムリミットを決めておくと書けていないことに後ろめたさを感じず、気が向いた時に書けると思えます。

「今日は疲れた〜」とか「何もしなかった」だけの日もあれば、1行がきっかけでしっかり書ける日もあります。

特に初心者さんには「書けなかった日を責めない」「書きたい時だけでもOK」と自分にゆるくするのがおすすめです。

日記は完璧を求めず、小さなルールをひとつ決めるだけで習慣になります。

無理のない「最低ライン」を決めて、気楽に続けてみてください。

コツ③書く時間や環境を決める

日記を無理なく続けたいなら、「いつ・どこで書くか」を決めて習慣化するのが効果的です。

「時間があれば書こう」と思うと、忙しい日にはつい後回しにしがちになります。

でも「寝る前の5分だけ書く」「朝コーヒーを飲みながら書く」など、決まったタイミングとセットにすると忘れにくくなります。

日記帳やペンをすぐ手に取れる場所に置いておくとすぐ書けそうだね。

私の場合は、家事がすんで机に向かって作業する前に前日の日記を書くようにしています。

その日の作業の確認も一緒にしているのでやることが明確になり効率よく1日を過ごせるようになりました。

日記を続けるコツは「時間と場所を固定する」ということ。

書く行為を他の習慣とつなげて、生活リズムの一部にしてしまいましょう。

まとめ

日記は「書き方」に正解はありませんが、自分に合った形を見つければ思った以上に大きな効果を感じられるものです。

紹介したおすすめの日記帳やアプリを使ってみたり、無理なく続けるコツを取り入れたりするだけでも、日記はきっと特別な習慣になります。

  • 日記は何を書くか「出来ごと・気分・学び」などテーマを絞る
  • 日記には「思考と感情」を整理して心を整え「自己成長と自信」を育て「記憶力や表現力」を高める3つの効果がある
  • 日記帳は続けやすさや何を書くか目的や用途、書き心地の良さなどの視点で探すとお気に入りが見つけやす
  • 日記を続けるには「書く目的を決める」「ルールをひとつだけ決める」「書く時間や環境を固定する」という3つのコツがある

20年以上書き続けてきた私も、途中で空白の日があっても大丈夫でした。

完璧じゃなくてもいい、少しずつでも続けていけばそれが振り返ったときの大切な宝物になります。

1行だけでも日記が書けてあなたの日記が続けられたらいいなと思います。

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